クラウド型販売管理のうち個別受注型に関して記載しております。例えば、IT企業のアプリ開発会社であれば、顧客のご要望に応じてアプリの仕様がことなりますので、見積してから受注し、受注後も開発プロジェクトがスタートし、開発を行ったアプリを納品して、顧客にて検収して頂くことになります。見積、受注、納品、検収、売上の流れになります。また、納品までには外注会社からのデザイン画像を受け入れる場合もあります。よって、受注残や発注残をきちんと管理する必要があるのです。

一方で一般消費者を対象に商品を販売するECサイト(ストアサイトやショッピングサイトとも呼ばれてます)は、ほぼシステムで自動処理されるのが通常です。クラウド型販売管理としてはECサイトで購入決定の受注から始まることになります。そして、商品を発送することで売上が立ちます。もちろん、商品の在庫がある前提で受注しますので、受注に対する発注残という考え方はないのです。(仕入に対する発注残の管理はあります。)